干潟や湿地の保全に関する問題の中でよく聞くことのある言葉に『ビオトープ』というものがあります。『ビオトープ』とは、様々な生物が複合的に生息し、小さな生態系を形成するような場所を指し示す言葉です。
『ビオトープ』と呼ばれるような自然の生態系をなすような場所は、数百年からそれ以上の年月を経て形成されてきたものであり、そのため、一度破壊されると再び元の状態を取り戻すのに数百年以上の年月が必要となります。だからこそ、次世代へ豊かな自然環境を引き継ぐためにも、私たち東海開発研究所では環境保全活動への積極的な参画をしていきます。
豊かな自然を残している浜名湖。その生態系を保全する取り組みが始まっています。
天竜川流域には、多くのビオトープ環境が残されています。
写真の場所のように自然の生態系の実態調査を行うことも、東海開発研究所の業務として行っています。